4C 5Eについて
4C学習アプローチ
4C学習アプローチはレゴⓇエデュケーションの学習に対するアプローチの中心にあります。
学習へのこのアプローチは、コンストラクショニズムの理論と効果的な学習経験の構築に関する思考ラインに基づいています。
1C:Connect 結びつける
強い興味を持って意欲的に学習に入れるよう、子どもたちがすでに持っている知識や経験とレッスンのテーマを結び付け、自由な発想を導き出します。
2C:Construct 組み立てる
子どもたちは創造力を働かせ、試行錯誤しながらイメージを形にしていきます。ブロックを組み立てながら、同時に考えを組み立て、アイデアを表現します。
3C:Contemplate よく考える
自分の作品について、客観的に振り返って仲間に説明したり、お互いにアイデアを交換したりすることで、改善点を見つけ、さらに理解を深めます。
4C:Continue さらに続ける
この段階で、子どもたちはもっと知りたいという探求心や、もっとやりたいという学習意欲を高めています。より発展した課題に取り組むことで、創造力を養います
5E学習アプローチ
「5E」学習アプローチは、「4C」アプローチとほぼ同じです。
違いは、5Eでは多少異なるフェーズを使用し、評価フェー ズが追加されているという点です。
1E:Engage 関心を引き付ける
レッスンで扱うトピックやコンセプトについて生徒が既に知っていること(または知っていると思っていること)を引き出します。
2E:Explore 探求する
生徒はレッスンのコンテンツを学習します。ここで、目の前のコンセプトを理解するための共通の体験を提供します。
3E:Explain 説明する
生徒が現在学習している内容と過去の体験を結びつけることで、形式言語、科学用語、過去の体験を説明するための情報など、レッスンにおける主要アイディアのコンセプトを理解する機会を与えます。
4E:Elaborate さらに実践する
生徒は以前に学習したコンセプトや体験を、新しい状況に適用して、更に応用します。
5E:Evaluate 評価する
生徒によるレッスンの内容やレッスンで扱ったコンセプトの理解度とレッスンを通した進捗の評価が中心です。
レッスン全体における生徒の作品における複数の要素を確認することで、生徒が理解したことと習得したことを総合的に評価します。